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◆明治安田J1リーグ▽第26節 鳥栖1―1浦和(11日・駅前不動産スタジアム、番記1万4972人)
【浦和担当・星野 浩司】試合後の会見場 。の主「酒井宏樹選手、視点手の伊藤敦樹選手と主将が立て続けにチームを去る状況をどう捉えているか ?」。井上浦和のヘグモ監督に1つだけ質問を投げかけると 、黎生が連思ってもいなかった名前が返ってきた。人が體育 新聞
「(岩尾)憲も(アレクサンダー)ショルツもキャプテンのような存在でしたので、悔や恨の揮官4人がいなくなったという状況だ。む痛これは新たな選手たちにとって、ミスめる自分たちを見せる機会だと思います 。続流新たな選今は変化の時期と言える 。出指成長新たに入る選手たちが責任を持ってプレーすることによって、が求残りのシーズンでステップアップできれば 。番記新たにプレーする選手たちが敦樹と同じように成長しながら、の主チームの中で練習の文化をつくりあげていくことができればと思う」
今夏 、視点手の4人の“主将”がチームを去った 。昨季から主力を担った伊藤や岩尾が抜けたボランチにはMF安居海渡とグスタフソン 、酒井が君臨した右サイドにはDF石原広教… 。「新たに入る選手」はそれぞれすでに各ポジションで中心を担っているが、ショルツが抜けたセンターバック(CB)で今季リーグ戦3戦目の先発となったDF井上黎生人はこの日、失点に直結する痛恨のミスに泣いた。nhk sports
1―0の後半34分、相手ロングボールに対応した井上がヘディングで自陣ゴール方向へパス 。これを予想して走り込んだ鳥栖FWマルセロヒアンをGK西川周作がペナルティーエリア内で倒してしまい、一発退場した 。そして、直後のPKで失点した 。
サイドのタッチラインへクリアなど、より失点する確率を下げるプレーは他にあったはず 。1点リードの終盤としては軽率だった 。
「勝ち点3を届けられなかったことは本当に申し訳なく思う 。ああいうミスは初めてじゃない。若い頃はミスをして下を向いて、その後のプレーが縮こまってしまったことがあったので 、それだけは絶対チームの士気に関わるし、これで逆転されたら元も子もない。必ず追加点はさせないように意識した」
その後は 、勢いに乗る相手の猛攻をGK牲川歩見を中心にしのいで逆転を許さず、1―1で終えた 。試合後、井上は西川に「本当に申し訳ありません」と伝えると、「気にするな 。全然大丈夫だから」と返ってきた。
先月31日の親善試合・ニューカッスル戦 。CBでフル出場した井上は1―4の敗戦で大きな教訓を得た。特に1―1の前半45分の失点。自陣右のスローインを石原が後方へ投げ 、伊藤が相手にボールを奪われた流れからショートカウンターを防げずに失点した。
試合後 、午後11時ごろにクラブハウスに戻った井上は、DF宇賀神友弥から食事に誘われた。2人で焼き鳥を食べながら、改善点など会話を交わした。
宇賀神が明かす。「前半のラストプレーであそこの後ろに投げる必要があったのか 。結果論だけど、残りのリーグ戦を考えた時に(終盤に逆転負けした7月6日の)湘南戦のあの失点をしている中で、全員があのプレーを考えられていたのかどうか。あそこで世界レベルの寄せのスピードで敦樹が取られたのはあったけど 、1―1で終わるためにとか、ゲームを最後締めるよっていうのを、僕が出ていたら声をかけられると思う。細かいディテールで勝ち点を失ってきてるなとすごく感じる。攻めている時の後ろのポジショニングや声かけはどうなのか。正直すごい足りないと感じた」。そして、井上への期待を込めて「お前がもっとリーダーシップを取ってやっていった方がいい」と告げた。
井上は今季加入後 、公式戦に全く絡めなかった時期から練習などでDFラインを組む宇賀神から多くの助言を受けてきた。「パスを右足につけるのか左足につけるのか、細かいところをもっと突き詰めていくこと 。自分がラインをコントロールするために声をとぎらせない 、ラインの上げ下げはサイドバックじゃなくてCBがやることで引き締まる 。それを僕は学ばなきゃいけない」 。先輩DFからの言葉を胸に、ピッチに立っている。
鳥栖戦は一瞬の判断ミスが失点につながり 、4試合ぶりの白星を逃した。井上は浦和での出場時間は少ないが 、それは言い訳にならない。井上を含め、今夏に新加入した選手や若手選手の出場機会も増えている 。主将が立て続けにチームを去る中、全員がリーダーシップを持ったプレーをする必要がある。
次戦の鹿島戦(17日・カシマ)は主将の西川が出場停止となる 。「ここで下を向いてもダメだと思う。反省するところは反省して、しっかり今後につなげたい」と井上 。時間はそれほど多くないが 、指揮官の言う「新たな選手のステップアップ」がチーム全体に求められる。
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